1998年、当時お年を召した方々との交流をするのに何かいい方法はないかと思案していたある姉妹が、自身も属していた俳句結社に、教会の中にも属している方がいることを知り、「俳句を通して何かつながりがもてるのではないか」との思いから、俳句会を立ち上げました。
 

句会の様子

俳句会
the 同好会

御茶の水教会には、定期的な活動の他に、月に1度や、比較的不定期に行なわれている同好会(サークル)があります。この頁ではあまり教会の中でも知られていない(?!)珍サークルをご紹介致します。

活動日:毎月第一日曜の午後
場  所:担当の相川姉までお尋ね下さい。
内  容:お互いに持ち寄った俳句を披講、それについて 
       言いたいことを言い合う。

教会は赤ちゃんからお年寄りまで様々な世代が集う場所ですが、たとえ世代の離れた人にでも俳句を通して交わりを持つことが出来、つながりを持つことが出来るのです。
 俳句を通して普段は関わり合うことの出来ない世代が、この場では何の肩書きも関係なくお互いに言いたい事を言い合うことができるのも句会の大きな特徴の一つです。その中でお互いの祈祷課題を確認し合い、お互いを理解し、祈りあうことができるのです。

 句会の働きは教会の中だけに留まりません。ある方は、入院されている方を訪問する際に俳句会で出し合われた句を持って行き、それを通して楽しい交わりを持つことが出来、入院されている方にも大きな励ましとなっているとのことです。

俳句会が目指しているもの、それは神様を中心とした交わりとしての俳句です。神様を讃美するという思いがその根底にあるのです。例えば、俳句の題材となる「自然」一つとっても、本場の俳句の世界では、事細かな描写を極めていきますが、ここではまずその自然を創られた「神様を讃美する」という思いに目が向けられ、俳句を通して神様を感じていくのです。

 この句会が益々、主にあって用いられていくことを願います。
もし宜しければあなたも一句いかがですか?

2016年4月

今月の一句



























母看とる覚悟決めたり沈丁花