2009年1月23日 鉄骨組立

前回来た時はB,C工区に足場を架ける作業が行われていましたが、この日は既にB、C工区に当たる部分の鉄骨は組み上がり、D工区の組立てが行われていました。
ついに教会の礼拝堂部分の輪郭がお目見えしました。
鉄骨を組み立てるためのラフター(移動式クレーン車)も作業が進むにつれて、徐々にその居場所が手前に移り、間もなく歩道に押しやられてしまいそうです。
今週の作業工程表によれば、既に月曜の時点で礼拝堂の輪郭は出来上がっていたようです。
通りの向かい側から見た全体像。
徐々にその全体の輪郭が現れて来ました。
旧会堂の時には良くノラちゃん(猫)が教会の敷地内に住み着き、道行く人を和ませてくれましたが、工事が始まってからは全く見えなくなっていました。
しかしこの日、約2年振りにその猫を発見!立入禁止もなんのその、のんびりと敷地内に入って行くところを撮影することが出来ました。
既にご承知の通り、2F〜5F部分は千代田区の福祉施設が入ることになっていますが、それに伴い御茶ノ水駅前の交差点から教会までの約280mの区間で歩道のバリアフリー化、歩車道の環境対策を行なう工事が始まりました。
この工事によって教会側の歩道の幅が現在の2.5mから3mに拡幅し、舗装も通常のアスファルトから保水性の高いブロックへと変更されます。
このブロックは雨天時には浸透、保水し、晴天時にはその水分を蒸発、気化することによって路面温度を10℃程下げる効果があるそうです。
また車道も熱を吸収し易い通常舗装から近赤外線を反射して熱を吸収し難くする遮熱性舗装に切り替わるため、晴天時の路面温度を10℃下げることが可能となるそうです。
人にも環境にも優しい道になるのは素晴らしいことですね。