2008年10月20日 地中梁配筋・足場作成

先週まであった構台もきれいに撤去され、教会入口付近からはすぐに地下部分全体を望むことが出来るようになりました。
現場監督さんを始め工事関係者の皆さんが、進行状況を見守っていました。
この日の現場全景。教会入口付近から見下ろしたところ。
現場のあちこちに点在している建物の柱の骨組み。この日は地下部分の梁を作る作業をしていましたが、この基礎部分だけで40トンもの鉄筋が使用されているそうです。
柱となる骨組みを上から見たところ。かなり太い鉄筋とボルトが大量に使用されており、耐震性への安心感を感じさせてくれます。
こちらは梁部分の鉄筋の長さを調整するために、余分なところをカットしているところ。
カットした後にヤスリ掛けをし、切り口の表面を平らにしているようです。
鉄筋の余計な部分をカットした後、それを繋ぎ合わせるために圧力をかける器具が取り付けられました。
もちろん圧力をかけるだけでは、金属は接合しないため、その切り口を合わせた部分を特殊なバーナーで熱し、一時的に金属を溶かして貼りあわせます。
鉄筋の周りを満遍なく熱することが出来るように、このバーナーの先端は円形になっています。
左の写真は、鉄筋を熱し始めたところ。
数分熱し続けると、徐々に金属が火花を飛ばしながら溶けだし、左右からの圧力によって一度は切り離されていた鉄筋が見事にくっつきます。
こちらは、熱し終えたばかりの鉄筋。
高温のため赤くなって盛り上がっているのが分かります。
冷めると、右の写真の通り、元の金属の色になりますが、貼りあわせた所が盛り上がりつつ、一本の鉄筋となっているのが分かります。
現代の建築技術は素晴らしいです!