2008年8月2日 杭打ち機搬入
| ついに総重量90トンの杭打ち機が敷地内に搬入される日がやって来ました。 この日は早朝6:30に第1便となる杭打ち機の本体を載せた大型トレーラーがゆっくりと姿を現しました。 |
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| 教会前の通りいっぱい、ギリギリまで寄せ、慎重にバックしていきます。 | |
| すごい迫力です! | |
| 杭打ち機のアームが街路樹を傷つけないよう、時折アームを上げたり微妙に旋回させながらの搬入でした。 | |
| トレーラーの運転手に、杭打ち機のオペレーター、そしてそれらを誘導する警備員の方の連係プレーによって搬入が行われました。 | |
| 6:40.無事トレーラーが敷地内に収まりました。すぐに杭打ち機を降ろすのかと思いきや、近隣への騒音対策から午前7時を回らないと作業が出来ないとのことで、しばし時をまちました。 | |
| 工事現場の外看板。 朝陽と青空に照らされて幻想的な風景を醸し出していました。 |
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| 時刻も7:00を回り、いよいよ杭打ち機を降ろす作業が始まりました。時折「キーン」という金属音を立てながら、ゆっくりと慎重に降ろされていきました。 | |
| 杭打ち機の操縦室内部。 オペレーターの方のご好意で中を見させて頂きました。たくさんのレバーがあり、素人には全く分かりませんが、こんな機械を自在に操れる技術って本当にすごいですよね! 貴重な経験をさせていただきどうもありがとうございました。 |
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| 杭打ち機本体の搬入が終わると、続いてパワーショベルと杭打ち機に取り付けるアームの一部を積んだ大型トラックがやって来ました。 | |
| 時刻は8:00を回り、現場関係者が一堂に会し、朝のラジオ体操と朝礼が行われました。 | |
| 朝礼が終わると、皆それぞれの仕事に取り掛かります。こちらは杭打ち機のキャタピラの横幅を広げているところ。 この写真では分かりづらいですが、キャタピラの間隔を左右に開き、より安定しやすくしています。 |
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| こちらはパワーショベルを使って杭を打つ場所の鉄板を取り外し、別な場所に移動しています。 | |
| 鉄板の移動が終わって間もなく、ラフター(移動式クレーン)が到着しました。 | |
| 続いて杭打ち機のアームや様々な資材を積んだ大型トレーラーが到着しました。 | |
| ほどなくして資材を降ろす作業が始まりました。皆さん流石プロの仕事といった感じでとても手際よくスムーズに作業を進めていました。 | |
| 続いて本日のメインディッシュとも言うべき杭打ち機の一番のメインとなるアームが大型トラックに積まれてやって来ました。それにしてもこんな狭い入口を前進で入ってきたのには驚きました。 | |
| 非常に長くて大きく、重い部分であるため、一段と慎重に作業が行われます。 | |
| いよいよアームの組み立てが始まります。まずは専用の台に一番大きなアームを設置します。 | |
| 続いて少し短めのアームを取り付けていきます。 | |
| そして最後に杭打ち機本体を取り付けていきます。 | |
| アームの全長は24mあります。 | |
| アームとアームは皆太いボルトで繋ぎ合わせていきます。そのボルトを締めるのに使われる工具がこちら。一般家庭ではまず見ることのない大きなレンチです。 |
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| ついに杭打ち機が起き上がりました。ものすごい高さに圧倒されます。 |
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| 杭打ち機の組み立てもいよいよ最終段階。先程のアームに杭を打ち込む機材を取り付けていきます。 | |
| 機材はワイヤーで少しづつ引き上げていきますが、その際勢いでアームを傷つけないよう人力で支えながら慎重に所定の位置に取り付けていました。 | |
| アームは90度回転するようになっており、一つの面には杭打ち用の機材、もう一つの面には杭を落とし込むための穴を掘る掘削用の機材を取り付けます。 | |
| これらの機材は全て人の力で固定されていきます。これから約1ヶ月を掛けて杭打ちが行われるわけですが、それだけに慎重且つ正確に準備がなされていました。 | |
| ようやく杭打ち機が完成しました。今日の作業はここまでです。朝6:30に始まった杭打ち機の搬入から組み立てまでに要した時間は約6時間でした。皆さんお疲れ様でした。 | |
| いよいよ来週から建物の基礎となる杭打ちがスタートします。 |