1920年代には、「ディサイプルズ派」から更に「クリスチャン・チャーチ」と呼ばれる群れも形成されました。
日本におけるストーン・キャンベル運動は、チャールズ・ガルスト、J.M. マッケーレブ、O.D.
ビクスラーなどのアメリカ人宣教師たちによって伝えられ、成長していきました。
「キリストの教会」は、18世紀末頃からアメリカで始まったキリスト教の運動である「ストーン・キャンベル運動」より生まれました。
この運動のモットーは、少数の教会指導者(聖職者)たちにより支配され、聖書の理解の仕方(教義)によって無数に分かれていた当時のキリスト教教会を、新約聖書に記されているような、すべての人が平等で、キリストにあって一つである教会を回復させることにありました。
Thomas Campbell
(1763-1854)
Alexander Campbell
(1788-1866)
具体的にはトーマスとアレグザンダー・キャンベル父子やバートン・ストーンといった指導者たちによって始められたこの運動ですが、南北戦争などを経て、20世紀初頭には比較的リベラルな「ディサイプルズ派」と、保守的な「キリストの教会」とに分かれました。
Barton W. Stone
(1772-1844)