2008年8月28日 根切

先週末から教会のリトリートがあり、忙しさのあまりなかなか現場に足を運ぶことが出来ませんでした。10日振りに来てみると、既に杭打ち機の姿はなく、次の段階である根切という作業が行われていました。
現場に足を踏み入れると、先週までとは状況が一変していました。
敷地のあちこちで地下部分の掘削作業が行われ、鉄骨が組まれていました。
ここは入口付近の機械式駐車場が設置される部分。
次から次へとダンプが出入りし、パワーショベルで掘り出された土砂が搬出されていきます。
6月に行われた山留めの作業で打ち込まれたH型鋼に、何枚もの板が積み重ねられ土留めをしています。
地下部分を掘削する上でこの土留めを行わないと、圧力で周辺の土砂が崩れ、隣接する建物に影響を及ぼす危険があるため、この板の一枚一枚が非常に重要な役割を果たしています。
土留めに使用する板は、このように一枚一枚切り出されています。
土砂の搬出をするためにダンプへ掘り出した土を積み込んでいるところ。
地面を掘り起こし、パワーショベルがその低い位置にあるため、このようにダンプの荷台を少し傾けて奥の方から手前へと積み込みをしています。
次から次へとダンプが出入りしていました。
こちらは機械式駐車場が設置される部分。手前に剥き出しになったH型鋼が等間隔に立っているのが分かります。
機械式駐車場には6台の車が駐車可能ですが、内4台分は地下に収納出来るタイプのものだそうです。
こちらの鋼材はその地下部分に使用されるのでしょうか。
何本ものボルトでこれでもかと言わんばかりに鋼材と鋼材が繋ぎ合わされていました。
工事現場の通りに面して設置されている今週の予定表。しばらくは、この根切工事が行われるようです。
こちらは敷地の奥部分。掘削作業が進められ、次々と土砂の搬出が行われています。
明日からハンドブレーカー(よく工事現場で見かける「ガガガガー」という轟音を立てながらコンクリートなどを砕く機械)による既存躯体の撤去作業が行われるため、その騒音対策用に防音シートが到着したところ。
何台ものダンプが出入りするため、入口付近にこぼれ落ちた土砂を警備員さんが何度も水で洗い流していました。